1975「風雲ジャズ帖」
1975年10月15日
音楽之友社/ 文庫:1982年、徳間文庫
「ライトミュージック」に連載したエッセイのほか、筒井康隆、菊地雅章、青木保との対談等をまとめた処女エッセイ集。論文「ブルー・ノート研究」も収録。
1976「ピアニストを笑え!」
1976年5月30日
晶文社 1980年、新潮文庫
夜霧に煙るフランクフルト空港に颯爽と降り立った山下洋輔トリオにいったい何が起ったか? ヨーロッパ演奏旅行の実録長篇エッセイを中心に、生い立ち記、青春記、ミュージシャンたちとの交友録など盛り沢山のドシャメシャ武勇伝。
1977「ピアノ弾きよじれ旅」
1977年3月10日
徳間書店 1980年11月30日、徳間文庫
会場に設置されたピアノと折り合いをつけることから始まる演奏旅行、旅の合間にめぐり会った自然と人間、奇才タモリとの出会い、全日本冷し中華愛好会の会長になったいきさつなどを語りつくす。
1978「ピアノ弾き翔んだ」
1978年9月10日
徳間書店/ 文庫:1981年6月15日、徳間文庫
凶眼トカゲ目タニシ目のフリー・ジャズ3人組が、ヨーロッパをまたにかけ、またまた繰りひろげる珍道中!ハナモゲラ語の起源からベートーヴェンと語り明かしたいきさつもここにあかされる。
1979「セッション・トーク」
1979年5月25日
冬樹社 1984年10月25日、新潮文庫
ピアノでもなくペンでもなく、その舌を駆使したフリー・トークで大いに語る! 迎える相手は、三宅榛名、柳家小三治、佐藤允彦、室田日出男、相倉久人、村上龍、矢野顕子、日高敏隆。自身へのインタビューも加えた異種格闘技セッション。
1979「ピアニストに御用心!」
1979年6月25日
晶文社 1981年、新潮文庫
ヤマシタ家で繰り広げられたお茶の間セッションを含む4つのセッションの実況エッセイ、筒井康隆論、菊地雅章論、新宿ピットインの思い出、みずから所属する草野球チーム・ソークメナーズの奮戦記、「洋輔のピアノ講座」などを収録。
1979「印度即興旅行 ヤマシタ・コーノ・ライヴ・イン・インディア」
1979年12月5日
徳間書店
著者:山下洋輔+河野典生/写真:河野典生
インドは4度目の作家 河野典生とインド初体験の山下洋輔が、ピアノならぬテレコ片手にインドを旅し、さまざまな人々・出来事との出会いを語り下した、旅は道連れ即興セッション。