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2000

音楽活動

自作のピアノコンチェルト「即興演奏家の為のENCOUNTER」を世界初演(東京オペラシティ、指揮金聖響、東京フィル)

洗足学園を卒業したばかりの若手ドラマーを抜擢し、《山下洋輔4GUNIT》を結成…山下(p)、竹内直(ts)、水谷浩章(b)、高橋信之介(ds)

大阪国際フェスティバルでバッハ没後250周年記念コンサートを開く(指揮:佐渡裕、京響)

NHK交響楽団と初共演、「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏(文京シビックホールなど3カ所)

恒例のニューヨーク「スイートベイジル」公演

パリでダニエル・ユメール(ds)、エレーヌ・ラバリエール(b)とコンサート

ラヴィ・コルトレーン(ts)をゲストに迎え、4GUNITでツアー

「センチメンタル」以来15年ぶりとなるジャズ・ソロピアノ・アルバム「レゾナント・メモリーズ」をリリース

ニューヨーク・トリオで日本ツアー。東京では、ホーンセクションを加えたビッグバンドのコンサートを開催

大阪城ホール「1万人の第九」コンサートにゲスト出演(指揮:佐渡裕、関西の合同オーケストラ)

音楽以外の活動・できごと

片岡聡小林千寿両氏のプロ棋士との交遊を元に「JAZZと囲碁の日々」を開催(亀有リリオホール)

富樫雅彦の音楽生活45周年記念コンサート「THENEXTCYCLE」の代表世話人を佐藤允彦と共に務める

横浜ベイスターズの2軍「湘南シーレックス」の始球式に登板

公式ウェブサイトYYOWS「ジャズ道場」の「博多の華三年貯蔵杯ブライトネス・グランプリ」を主宰

2001

音楽活動

NHK大河ドラマ関連番組「時宗紀行」で、大河ドラマのテーマ音楽をソロピアノで演奏、1年間放映される)

アントワープ、ベルガモ(イタリア)で、ジョー・ロヴァーノ(ts)、リー・コニッツ(as)をゲストに加えたニューヨーク・トリオで演奏

綾戸智絵(vo)と、デュエット・コンサートを開催(墨田トリフォニーホール)

茂木大輔木管五重奏団のコンサートにゲスト出演(三鷹市芸術文化センター)

金徳洙(チャンゴ)のコンサートにゲスト出演(東京、ソウル、パリ)

「ユナイテッド・フューチャー・オーガニゼーション(UFO)」のアルバムに1曲参加

スティーブ・レイシー(ss)と共演(パリ)

オールアメリカ人ミュージシャンによるビッグバンドで意欲作「フィールド・オブ・グルーヴス」をレコーディング

岡本喜八監督6年ぶりの新作「助太刀屋助六」の音楽を担当

京都で、吉田美奈子(vo)とデュエット・ライブを開催(墨田トリフォニーホール)

ニューヨークからセシル・マクビー、フェローン・アクラフを招き、日本人ホーンセクションを加えたビッグバンドのコンサートを開催

ニューヨーク・トリオで台湾ツアー

音楽以外の活動・できごと

CDジャーナル(音楽出版社)にエッセイ「山下洋輔の文字化け日記」を連載

ラジオ短波BSCでトーク番組「洋輔的知・遊ing」を開始

2002

音楽活動

東京オペラシティのニューイヤーコンサートで「山下洋輔の超室内交響楽」を開催、「音楽細胞同士の激突するコンサート」と、絶賛される

4GUNITのドラマー高橋信之介のデビューアルバム「ルミネイション」をプロデュース

林英哲とベルリンフィルシャルーンアンサンブルのために「プレイゾーン組曲」を作曲提供

スペシャルビックバンドを組んで、「東急ワールドミュージックスペシャルJAZZALIVE」を全国6都市で開催

ケルン、パリで4GUNITのコンサート。高橋信之介の渡米に伴い、このツアーを最後に4GUNITの活動を休止

札幌で自作のピアノコンチェルト「即興演奏家の為のENCOUNTER」を再演(札響、小松一彦)

室内楽団八向山」のアルバム発売記念ツアー実施

NHK交響楽団と「ラプソディインブルー」を共演(指揮:岩村力)

ニューヨークのジャズクラブ「イリディウム」でニューヨークトリオの1週間ライブを行なう

ダンサー/振付家の伊藤キム率いる小学生ダンサーズと共演するイベント「跳ぶ教室」に出演(愛知県蟹江小学校)

洗足学園大学オーケストラのアジアツアーにソリストとして参加(指揮秋山和慶)。台北、バンコクで自作コンチェルトを演奏

愛知芸術文化センター開館10周年イベントで、日系フランス人ダンサーのミエコッカムポー、香港人ダンサーのユーリンとコラボレーション

音楽以外の活動・できごと

CS番組「にっぽんJAZZ物語〜銀巴里セッションからの旅立ち・山下洋輔」に出演

テレビ東京のトーク番組「男達の風景」に出演(ゲスト:筒井康隆、横澤彪)

2003

音楽活動

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで「山下洋輔の新春超即興絵巻」を開催、2000年に発表した
自作コンチェルト「即興演奏家の為のENCOUNTER」のウィンド・オーケストラ版を初演

林英哲とのデュオ・アルバム「Ken-Kon」の発売記念ツアー「乾坤価千金」を全国17都市で開催

横浜ベイスターズ応援歌のビッグバンド・バージョン「ベイスターズ・ジャンプ」を録音

日野皓正(tp)、川嶋哲郎(ts)とアコースティック・コンサートを開催(大分、岐阜、裾野、東京)

ロック・ドラマー中村達也とセッション

ニューヨークのジャズクラブ「スイートリズム」でニューヨーク・トリオのライブを行なう

パリ、ケルンで「室内楽団八向山」のコンサート、デュッセルドルフでソロピアノ・コンサートを開く

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

FUJIROCK、RISINGSUNの二大ロック・フェスティバルに出演

黒田征太郎のライブペイントと共演(下関)

藤舎名生(笛)、仙波清彦(鼓ほか)をゲストに迎え、ニューヨーク・トリオ結成15周年アルバム「パシフィック・クロッシング」をリリース、発売記念ツアーを全国15会場で開催

音楽以外の活動・できごと

春の褒章で紫綬褒章受章

2004

音楽活動

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで、筒井康隆作・山下洋輔音楽の「フリン伝習録」を開催。自作協奏曲「ラプソディ・イン・F」を初演

静岡音楽館AOIの委嘱で、松原勝也(vn)とのデュオ曲「チェイシン・ザ・フェイズ」を作曲・初演

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

NHKハイビジョン番組で山本邦山(尺八)と共演

三重県上野市で松尾芭蕉生誕360周年記念コンサート「ジャズ俳句」を開く

ニューヨーク・トリオに仙波清彦(鼓ほか)、天田透(笛)をゲストに迎えて、「パシフィック・クロッシング」コンサートをパリで開く)

台湾の台北、花蓮の2都市でソロピアノ・コンサート。ソロピアノのコンピレーションCDが台湾ユニバーサルから発売される

エリック・カンゼル指揮のスーパーワールドオーケストラと、「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏

ニューヨーク・トリオに藤舎名生(笛)、仙波清彦(鼓ほか)をゲストに迎え、日米交流150周年記念のアメリカ・ツアーを全米6都市で開催

愛知万博プレイベントで高校吹奏楽部のために「グルービング・マーチ」を作曲

イタリア、トリノで佐渡裕指揮のRAI国立放送交響楽団と2000年発表の「ピアノ協奏曲第1番、即興演奏家の為のENCOUNTER」を再演

釧路で、富樫雅彦の絵画作品を上映しながら富樫雅彦作曲のバラードを弾くコンサートを開催。「KIZASHI '04」としてCD化

音楽以外の活動・できごと

NHKテレビの番組「課外授業ようこそ先輩」に出演、母校福岡県田川市立後藤寺小学校の5年生にフリージャズを教える

洗足学園音楽大学ジャズコースの代表・客員教授を辞し、母校国立音楽大学の客員教授に就任

旧著を再編集した「新編 風雲ジャズ帖」「新ジャズ西遊記」(相倉久人編、平凡社ライブラリー)を出版

2005

音楽活動

ニューヨーク・トリオでアメリカ・ミニ・ツアー(コネチカット州ウェズリアン大学、ワシントンDCケネディ・センター)

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで、20年来の念願であった「ジャズマン忠臣蔵」を上演。大きな話題を呼ぶ

小原孝国府弘子塩谷哲島健とともに佐山雅弘のプロデュースする「ジャズピアノ6連弾」に出演(ミューザ川崎)

林家こぶ平の正蔵襲名披露パーティで、サプライジング・イベントとして国立音大ニュータイド・ジャズオーケストラを率いて演奏

茂木大輔指揮のスペシャル・オーケストラで「ラプソディinF」を再演(三鷹市芸術文化センター)

上海で開催されたジャズ・フェスティバル「2005JazzyShanghai」に出演

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催。「KIZASHI'05」と題し、富樫雅彦のバラード作品をフィーチャー

音大新卒/在学中の若手ミュージシャンを抜擢し、《山下洋輔NEWQUARTET》を結成…柳原旭(el-b),小笠原拓海(ds),米田裕也(as)

愛知万博のイベント「森の中のパレード」で、愛工大名電高校吹奏楽部と自作曲「グルービング・マーチ」を共演

故岡本喜八監督の明治大学特別功労賞贈呈式で、記念コンサートを開催。幻の次回作「幻燈辻馬車」のテーマを作曲・初演

NHKハイビジョン番組で井上陽水と共演

2年ぶりにニューヨーク・トリオの日本ツアーを開催(7都市9公演)

吉川晃司のコンサートにゲスト出演(代々木第2体育館)

音楽以外の活動・できごと

ほぼ日刊イトイ新聞」主催のイベント「はじめてのJAZZ。」に、糸井重里、タモリと出演

名古屋芸術大学の客員教授に就任

西郷隆盛から曽祖父山下龍右衛門房親への書簡2通を、鹿児島の歴史資料館黎明館に寄贈

自由で革新的な創造活動をしている人に贈られる「織部賞」を受章

2006

音楽活動

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで、松原勝也ストリング・カルテットの共演により「組曲SuddenFiction」を発表

新宿ピットイン40周年記念コンサートに、川嶋哲郎早坂紗知をゲストに加えた「室内楽団八向山」で出演

都立総合工科高校の校歌を作曲(作詞:浅井愼平)

オーネット・コールマン・カルテットの日本ツアーに参加し共演(東京、札幌、大阪で計4公演)

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

パリ国立高等音楽院(コンセルヴァトワール)のビッグバンドと共演(パリ、シテ・ドゥ・ラ・ミュジック)

ニューヨーク・トリオを中心にスペシャル・ビッグバンドを編成し、特別コンサート「山下洋輔プレイズ・ニューヨーク」を開催(文化村オーチャードホール)

川嶋哲郎を加えたニューヨーク・トリオの日本ツアーを実施(9都市10公演)

大貫妙子日野皓正坂田明渡辺香津美をゲストに迎えたPANJAスイング・オーケストラで、前立腺がん早期発見の「ブルークローバー・コンサート」を開催

ニュー・カルテットを率い、台中のジャズ・フェスティバルに出演、バド・シャンク(as)と共演

岡崎市制90周年記念のヒルトップ・ジャズ・フェスティバルにPANJAスイング・オーケストラで出演

忠臣蔵ゆかりの赤穂と西宮で、「ジャズマン忠臣蔵」を再演

東京国際フォーラムのカウントダウン・コンサートで桐朋学園大学の学生オーケストラと共演、「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏

音楽以外の活動・できごと

84年刊行の「音がなければ夜は明けない」(光文社)が22年ぶりに文庫化される

月刊ピアノ」(ヤマハミュージックメディア)にて、新進漫画家マイスケと組んで「ジャズ×漫画バトル」の連載開始。

2007

音楽活動

東京オペラシティで、「師匠」セシル・テイラーとデュオ・コンサート開催

前年初演した「ジャズピアノ6連弾」のアンコール公演を東京、浜松など4都市で開催

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

韓国のパーカッショニスト金徳洙の「芸道50周年記念コンサート」にゲスト参加(東京、富山南砺、名古屋)

鼓童が佐渡で開催している「アース・セレブレーション」の20周年記念コンサートに出演

大山平一郎指揮の大阪シンフォニカー交響楽団と福山、福岡、宮崎をツアー、「ラプソディ・イン・ブルー」を共演

声優羽佐間道夫プロデュースによるイベント「声優口演ライブ」にニュー・カルテットで出演し、無声映画「キートンの探偵学入門」と共演

ニューヨーク・トリオの日本ツアーを実施(8都市10公演)

ほぼ日刊イトイ新聞」主催のイベント「はじめてのJAZZ 2」に出演

8月に亡くなった富樫雅彦の追悼ライブ「富樫雅彦歓送会」(新宿ピットイン)の発起人を佐藤允彦と務める

音楽以外の活動・できごと

石川県七尾市で開催された「ジャズ教育サミット・プレ大会」に出席

祖父山下啓次郎が設計した法政大学第一校舎の取り壊しに際し、記念式典に招かれる。同時に、法政大学はその足跡を概観する「山下啓次郎展」を開催。

舞鶴市政記念館に開設された「赤れんがジャズミュージアム」に音大時代の自筆楽譜などを寄贈、特別コーナーに展示される

2008

音楽活動

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで、「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を発表(東京フィルハーモニー交響楽団、指揮・佐渡裕

金沢21世紀美術館で開催の「粟津潔展」関連企画として、35年ぶりに能登の海岸で燃えるピアノを弾く

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

佐渡裕指揮の東京フィルハーモニー交響楽団とガーシュイン「へ調のコンチェルト」を演奏(神奈川県立音楽堂)

兵庫県立芸術文化センターで筒井康隆作・山下洋輔音楽の「フリン伝習録」を再演

北沢タウンホールで開催の筒井康隆朗読会にピアノで出演

山下洋輔スペシャル・ビッグバンドのコンサートを開催(春日井、東京、宮崎)

フェローン・アクラフ(ds)の日本ツアーにトム・ピアソン(key)と参加(全国5カ所)

ライジングサン・ロックフェスに山下洋輔ニュー・カルテットで出演

オーチャードホールで開催の「シンフォニック・ニューヨーク」に出演

奈良少年刑務所100周年記念コンサートに出演

「ジャズピアノ6連弾」のツアー(翌年にかけて全国12都市で開催)

仙台クラシックフェスティバル(せんくら)で「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を再演(仙台フィルハーモニー管弦楽団、指揮・山下一史

ニューヨーク・トリオ結成20周年記念ツアーを実施(6都市7公演)

音楽以外の活動・できごと

ヒストリーチャンネル「時代の響き」に出演

産経新聞EXで画家松井守男との往復書簡連載

日本経済新聞に「私の出会ったジャズの巨人」を連載

五島列島久賀島に松井守男のアトリエを訪ねる

NHK「食彩浪漫」に出演

2009

音楽活動

兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会で「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を再演(指揮・佐渡裕

東京オペラシティのニューイヤー・コンサートで、茂木大輔のコンサートをプロデュース、挾間美帆と共作で筒井康隆原作の小説に基づく交響詩「ダンシング・ヴァニティ」を発表

坂本龍一監修の音楽全書「Schola 第2巻Jazz」(commmons)の選曲を担当

第一生命ホールでソロピアノ・コンサートを開催

一柳慧「ピアノ協奏曲第4番"JAZZ"」を世界初演(神奈川フィルハーモニー管弦楽団、指揮・藤岡幸夫

テレビ朝日「題名のない音楽会」で2週にわたり山下洋輔トリオ40周年記念プログラムを放送

金沢21世紀美術館で一柳慧(p)とデュオ・コンサート

歴代メンバーが総結集し、日比谷野外音楽堂で「結成40周年記念!! 山下洋輔トリオ復活祭」を開催

デビッド・フリードマン(vib)とデュオ・コンサート(東京、札幌)

鹿児島の仙巌園で開催された島津斉彬生誕200年記念イベント「響彩時空」に出演

金徳洙とデュオ・コンサート(東京、所沢)

ハノイでベトナム国立交響楽団と共演(指揮・本名徹次)

音楽以外の活動・できごと

岐阜市で開催の「全日本学生落語選手権」のゲスト審査員を務める

即興について笑福亭鶴瓶と対談

CDジャーナルに連載中の「山下洋輔の文字化け日記」(小学館文庫)、蕎麦についての寄稿をまとめた「蕎麦処 山下庵」(小学館)を刊行

山下洋輔についての論考や、小説デビュー作、対談などをまとめた「山下洋輔読本」(音楽出版社)刊行

NHK「スタジオパークからこんにちは」に出演