biography
挾間美帆 (Miho Hazama) 作・編曲
国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。これまでに山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供する。New York Jazzharmonic (アメリカ)、Metropole Orkest (オランダ)、Danish Radio Big Band (デンマーク)、WDR Big Band(ドイツ)等からの招聘を受け、作編曲家としてだけでなくディレクターとしても国内外を問わず幅広く活動している。
2012年、『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』リリースによりジャズ作曲家として世界デビューを果たす。2015年に2枚目のアルバム『タイム・リヴァー』をリリース。2016年には米ダウンビート誌の「未来を担う25人のジャズアーティスト」にアジア人でただ一人選出され、2019年ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選ばれるなど高い評価を得る。3作目のアルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』は、2019年米ニューヨーク・タイムズ「ジャズ・アルバム・ベストテン」に選ばれ、米グラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンンブル部門ノミネートを果たす。
2017年シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに、2018-19年オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・オブ・ザ・イヤー、さらに2019年シーズンからデンマークラジオ・ビッグバンドの首席指揮者に就任。
主な受賞暦
2011年 ASCAPヤングジャズコンポーザーアワード
2011年度 文化庁新進芸術家海外研修制度研修員
2012年 『ジャズ・ジャパン』誌年間アルバム大賞(新人賞)
2014年 第24回出光音楽賞
2015年 BMIチャーリー・パーカー・ジャズ作曲賞
© Dave Stapleton