山下洋輔と林英哲は、2003年にアルバム「KEN-KON」を発表、「乾坤価千金」と題した全国ツアーを行いました。それから20余年を経て、ついに《乾坤一榔》コンサートが実現します。2025年は、この二人が初共演して40周年にもあたります。
一般発売に先立ち、3月24日(月)〜4月4日(金)まで先行優先予約を実施します。是非この期間中にお申し込みください。
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2025年7月15日(火) 開場:17:00 開演:18:00 |
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東京国際フォーラム ホールC |
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S席¥9,000 / A席¥8,000 (全席指定・税込) |
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東京音協 |
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ジャムライス/逢[HAL] |
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ジャムライス TEL:03-3478-0331 東京音協 |
山下洋輔トリオ時代の1980年代初め、林英哲は和太鼓グループの一員として国内のジャズフェスで同じ舞台に立つことはあったが、その当時個人としての交流はなかった。
山下がトリオを解散したのと前後して、林英哲も太鼓独奏者としての活動を開始。1985年4月にギャラリー上田ウエアハウスで初めてのソロ・パフォーマンス「千年の寡黙」を開催、同年10月に同じギャラリー上田ウエアハウスで、「和太鼓/ジャズピアノ」と題したDUOライブが企画され、山下洋輔と林英哲の最初の共演が実現した。
ジャンルを超えた異種格闘技とも言えるこのDUOは大好評を博し、国内はもとより国際交流事業の企画としても多くの海外公演が行われた。
2003年、DUOの集大成としてオリジナルCD、DVD「林英哲meets山下洋輔KEN-KON」を制作、2003〜2004年にかけて「乾坤価千金(けんこんあたいせんきん)」と題した全国ツアーを開催した。
1985年の初共演以降、現在まで国内外で100回近くの公演を行ってきて、今年は二人の出会いから40周年の記念の年となる。
山下洋輔(ピアノ)
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外のジャズ・アーティストはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など多彩に活動する。88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。2006年オーネット・コールマンと、07年にはセシル・テイラーと共演。08年「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を発表。09年、一柳慧作曲「ピアノ協奏曲第4番 “JAZZ”」を世界初演。16年、ウィーン楽友協会ホールで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演。18年、ニューヨーク・トリオ結成30周年記念アルバム『30光年の浮遊』をリリース。19年、山下洋輔トリオ結成50周年記念コンサートを開催。20年、ソロピアノ・アルバム『クワイエット・メモリーズ』をリリース。
1999年芸術選奨文部大臣賞、2003年紫綬褒章、12年旭日小綬章、24年毎日芸術賞を受賞。国立音楽大学招聘教授。
林英哲(太鼓)
1971年、太鼓集団の発足に参加、各種の伝統芸を学びつつ舞台演奏用の太鼓曲・打法の創作に携わり、76年小澤征爾・ボストンシンフォニーとの共演、78年ブロードウェイ・ロングラン公演など、数多くの国内外公演で中心的プレーヤーとしての役割を担ってきた。
1982年、独奏の太鼓奏者として活動開始。1984年、史上初の和太鼓協奏曲ソリストとしてカーネギーホール・デビュー。以降、国内外のオーケストラと数多く共演。2000年、ドイツ・ワルトビューネでベルリン・フィルと共演。2020年、NHK大河ドラマ「麒麟が来る」のメインテーマ、劇中音楽に参加。弟子の「英哲風雲の会」を伴う舞台作品の創作、CD、DVD多数。海外公演50数カ国、自作品「海の豊饒」YouTube動画再生回数1700万回超。著書に「あしたの太鼓打ちへ」、「太鼓日月〜独走の軌跡」。東京藝術大学、洗足学園音楽大学ほか客員教授歴任。芸術選奨文部大臣賞、旭日小綬章、福岡アジア文化賞大賞、中国文化賞ほか受賞。
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